2010年1月15日

地方の特産物がおおはやりです。遠くからお客さんを呼び込んで、その地域独自のものを買ってもらう!というパターンが多いかと思います。

その昔、ある地方で特産物の山菜を使った加工品を全国に向けて販売しました。そうしたら評判が良く、注文が相次いだのでたちまち品物が足りなくなり、かといって山の幸は本来そこで暮らす人の分しか穫れなかった訳ですから足りなくなるのは当たり前、そこで足りない山菜を中国から輸入して、おみやげの山菜加工品をせっせと作っていたそうです。もちろん商品の原材料表示には『中国産』の表示が入るわけですが、買う人もそこは見ないらしくクレームなどほとんど無かったようです。こういうものは特産品と言えるのか?むずかしい所です。

現在流行の特産品には、お酒の肴になりそうな濃い味付けの加工品や甘いお菓子(スイーツと呼びます)といったものが増えてきました。食べ過ぎると病気の素になるようなものが多いと感じます。それらは、昔からその土地にあったものではなく誰かが新しく考案したもので、必ずしもその土地で作られた材料だけで出来ているとはならないようです。それでも「特産物」の名前が付きます。これも理解するのがむずかしい。
これこそ特産品!というものは、年寄りに聞くのが一番だと思います。売れるかどうかは別にして。


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