2009年1月30日

不況の影響で外食が減り、自宅で調理する機会が増えているというニュースがありました。事の真相はわかりませんがファーストフードの売り上げは増えているということなので、必ずしも良い方向とは思えません。各地でいろいろな料理教室が増えてきて今まで料理に関心の低かった人達が集まっている事は、うれしい方向です。できればそこで本来の食品についての勉強会も広まればもっとうれしいのですが、これはもう少し時間がかかるでしょうね。
この"本来の"という表現は価格にもあてはまります。たとえば、日本人が日本人のために作ったものだけを日本人が食べる・・これが本来のカタチだとすれば食べ物の本来の価格はオール国産のものが標準になるはずです。しかし今は大半が人件費が安い外国からの食品が標準とされています。これらは安くなった分、外国で誰かが負担しているという事が明かされていません。また購入する側のリスクも巧妙に隠されています。本来の価格より安く販売するには、何かを犠牲にしなくてはなりません。その犠牲さえなくなってきたのが、現在の状況のようです。食料品の価格が上がるのではなくて本来の価格に戻っていく。それじゃあ高くて思うように買えないよ~となりますが、思うように買えないくらいが本来の私達で、それは今まで幻想の中で暮らしてきたから気付かなかったのかもしれません。

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自然食品とからだに優しい生活雑貨の店「カントリーキッチン四季菜」です。

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northern style スロウ 50号
『店主の価値観を"おすそわけ" こだわり商品が並ぶ、街の商店』に取り上げられました。


スロウな旅 北海道(東エリア編)
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