2009年12月11日

最近の料理番組では、シンプルな作り方を提案する方が増えてきたように思います。たとえば野菜を煮込んだスープのポトフなどは、野菜と塩がだしの中心になっています。それに足すものとして肉や魚などが入ることもありますが、あくまでも味の中心は野菜と塩。昔なら味気ない!と言われそうな料理ですが、材料の主役になる野菜と塩を厳選すれば一流レストランにも負けないようなポトフが出来上がります。

塩によって味が違う!これは経験された方も多いと思いますがなぜか料理教室や料理番組ではこの塩の指定がない!この料理には海水を煮詰めた塩を使って欲しいとか、この塩茹でには岩塩でもおいしいとか、この塩もみにはぜひこのタイプの塩を!などという提案も欲しいところです。

塩はその内容によって、10倍ほどの価格差が出る場合があります。塩という表示にはなっていますが内容は別物です。内容が違うのだから高いも安いもなく、そもそも比べられないのです。他の調味料にも同じ呼び名ですが内容がまったく違うものがたくさんあります。原料の安いおいしくない物を特価だと表示してたたき売るやりかたは、これからは通用しなくなる。そんな気がするのですが、皆さんはどのように思われますか?


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『店主の価値観を"おすそわけ" こだわり商品が並ぶ、街の商店』に取り上げられました。


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