2009年7月17日
『先入観』、よく耳にする言葉です。料理の世界にもその言葉は存在します。
たとえば、ジャム。ジャムの使い方は?と聞かれて何通り答えられるでしょうか。ジャムはパンにぬって食べるもの。それ以外に何があるの?という考え方がジャムという名前に対する先入観です。ジャムは何でできているのか?どんな味なのか?色は?香りは?酸味は?苦みは?・・・・複雑な要素が混ざり合ってできているジャムですから使い道は多種多様あるはずです。
ジャムは、紅茶に入れても美味。カレーやシチューの隠し味にもなります。ドレッシングや和風の料理に甘み・酸味をつける時にも使えます。そんないろいろな料理に使いたいからこそ材料は本物を使ったジャムをオススメします。
どんなジャムでも主な材料は果物と砂糖です。本来はそれだけでも作れますが、あまりにもサラサラしてしまうのでレモン汁などのペクチンを加えてとろみをつけます。ところが、料理用のジャムを作るのであれば、このペクチンも不要となります。着色料や保存料など使わなくてもビン容器で煮沸殺菌すれば数年間保存できます。
名寄のレストラン「食工房おると」のシェフが作っておられる青トマトのジャム、各地で大好評のようです。作り方は「午後のお茶会のブログ」をご参照ください。
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テーマ : 食品・食べ物・食生活
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