2010年7月30日

生でもおいしいトマトですが、火を入れると旨みが増します。
イタリア料理などではすでにおなじみの調理法ですが、和食の世界ではこの料理法はあまり見られません。
生ではなく加熱したトマトは、パスタ料理やオムレツ、シチューやカレールー、野菜の煮込み料理などに利用されています。これらはおなじみですね。
この加熱トマトを味噌汁や肉じゃが、魚の味噌煮などにも利用できる!という方が増えてきました。考えてみれば、トマトにはグルタミン酸という旨み成分がたくさん含まれているようですから、これはいいだし汁になります!カツオのだし汁が使える料理ならほぼ代用できそうな気がします。
昔、皮のついたままのトマトを串にさして、火であぶり、スルッと皮をむいてざく切りにし、トマトソースを作っていた人がいました。特別おいしかったような気がしました。
トマトを生で食べる場合でも、塩を振って少しおいてから食べると旨みが増すのは、塩が水分を吸い出してトマトが濃縮されるからでしょうか?


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2010年7月23日

ステーキと言いますと、分厚いお肉の天板焼きをイメージしがちですが、野菜でもステーキは作れます。
かぶなら、水平に輪切りにし胡麻油と醤油が似合います。ズッキーニならオリーブオイルと塩とチーズ、なすびなら胡麻油に生姜醤油、じゃがいもならバターに胡椒、それぞれ厚みは1cmくらいにして、じゃがいもはあらかじめ固めに茹でたものを、なすびは蒸し焼きにするとトロトロの柔らかいステーキになります。
その他にも水切りした豆腐をスライスして豆腐ステーキ、湯通ししたコンニャクをスライスし網目状に切り目を入れたコンニャクステーキ(胡麻油と塩胡椒を使います)、もどして味付けした車麩を使った車麩のステーキ、などなどお肉がなくてもおいしいステーキはたくさん作れます。
素材はまだまだると思いますよ~オリジナルのステーキにチャレンジしてみてください。
但し、おいしい素材とほんものの調味料は、はずせません!


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2010年7月16日

九州地方の雨はかなり激しく、当店がお世話になっている多くの農家さんも畑に入れない状態が続いています。かろうじて収穫できた作物も、今度は豪雨で交通機関が渋滞し、かなりの遅れが出ているもようです。
国内の野菜もこれから高騰が続くと思われます。道内の農家さんでも例年にない害虫の大量発生が報告されています。こんな時は強力な殺虫剤をたっぷり使えば簡単に解決するのかもしれませんが、それはしない農法のみなさんは、そうとう苦戦されています。ただ、湿気が多くなるこの時期は害虫だけではなく病気も出やすくなります。それらを防ぎきれなかった部分は残るでしょうが、これも現象の一部としてとらえていただければ有り難いです。
植物は、たくさんの実りをもたらす年と実りの少ない年があります。実りの少ないときは、気候に逆らわずに自分の活動を抑制しているのかもしれませんね。もしそうならば、それらを食物とする動物も、活動を抑制するべきなんでしょうか。


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2010年7月9日

食卓において野菜は長い間脇役でした。それが今、変わろうとしています。
本屋さんの料理本コーナーでよく見かけるようになったのが野菜のおかずや、野菜から考えたメニュー作り、野菜を使ったスイーツなど、野菜という言葉がタイトルに付いた本。お弁当のレシピでも必ず数種類の色とりどりの野菜が入ります。そして、昔のメニューに比べて圧倒的に野菜の割合が大きくなっています。
世の中には、ほとんど野菜は食べないという人もいるようですが、現在は野菜を多く摂りたいと考えている人の方が多いように思います。
野菜の食べ方も変わってきました。たとえばカブ。3%の塩と刻み昆布と醤油が少しで浅漬けにし、カブに適度な塩味がついたら、それを使ってサラダ・酢の物・サンドイッチ・パスタ料理・・・といろんな料理の素材として使えます。
素材の味と食感をどのような料理で生かすか?
昔ならプロの領域だったのですが、今は庶民の優雅な遊びです。


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2010年7月2日

暑い暑い日には、食欲が出なくて、あっさりした「そうめん」や「ひやむぎ」「冷麺」などがいいと、家族は言います。ところが、食べる方は涼しいのですが作る方は、それはそれは大変!避けて通れないのが麺を茹でる作業。
多めの湯をわかし何分も沸騰する鍋の前で麺を茹でなければなりませんから、暑い日にはより大変。
ここ北海道ではクーラーがきいた台所で調理できる環境をお持ちの方はまだまだ少なく、そんな中で家族のリクエスト通りに麺を茹でせっせと野菜を切り調理する家事担当の皆様には頭が下がります。今の国会議員でいったい何パーセントの方が国民のために麺を茹でようなどと考えることができるのか?聞いてみたいですね。
選挙前になりますと、国民目線という言葉がよく聞こえてきます。本来、議員だって国民なのですから日頃から国民目線で物事を見ていなきゃならないはずです。それをわざわざ「国民目線」と言わなきゃならないのは、日頃の目線が国民ではないということの裏返しなんでしょうか。


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