2010年3月26日

このところ、天気が不安定です。そろそろ暖かくなるのかな~と思ったらいきなり吹雪になったり、朝は晴れてお昼はドッと雪が降り・・・となんとも変化が早く、このぶんでいくと今年の作物はどのような影響を受けるのだろうと心配になります。

それでは・・と、インターネットで気象庁の長期予報というサイトを見に行きますと、これから先1ヶ月の予報が載っていました。北海道の気温は、「平年より低い」が40%、「平年並み」が40%、「平年より高い」が20%だそうです。これを言葉にしてみますと「平年より低いか、平年並みになるだろう。しかし平年より高いかもしれない」といったことになりますか・・・結局どうなるのかは分からず予測も立たないというのが本音のようです。

太陽の活動が活発になってくると、地球上の大気に含まれる水蒸気の量が増えてきます。これは雨が降れば雨量が多くなるという事だそうです。また、気候の変化も激しくなり風も強くなる!という予測を見たことがあります。

昨年度は雨がたくさん降った日本列島ですが、今年はどうなるのでしょうか?中国南部の干ばつの影響は出るのでしょうか?天候・黄砂・水資源・産業・政治などに与える影響のことです。


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2010年3月19日

料理のメニューにも、昔から受け継がれてきたものと 近年輸入されたメニューがあり、それらが混ざり合ったものも多数あります。ソーセージについて調べていましたら、「日本におけるソーセージのルーツは第一次世界大戦時に捕虜として習志野俘虜収容所に連れてこられたドイツ兵のソーセージ職人が千葉市に新設された農商務省畜産試験場の求めに応じてソーセージ作りの秘伝を公開した事に由来している」とありました。

現在ではそのソーセージも安く販売するために、たくさんの食品添加物が使われるものが多くなり、薬品に頼らないドイツの職人さんが伝えようとした本物のソーセージは、ごく少数派の製品のみとなっています。ドイツの人には申し訳ないような状況です。例えば、京都のカブラ漬けの技術が輸出され、他の国で添加物だらけのカラフルで異常に甘いピクルスになり「カブラ漬け」として売られていたら日本の人はがっかりするでしょうね~

洋風料理もステキなのですが、せっかく伝えられてきた和食の技術は、ゆがめないで伝えていきたいものです。


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2010年3月12日

先日のチリ地震で、日本へ来た津波が10cmのところがありました。10cmというと、「なんだ10cmか~」という感覚でさほど大きな恐怖ではないように思われていますが、総量○○億トンの海水が厚さ10cmの固まりとなって岸にめがけてやって来る!と報道されれば多くの人々はすぐさま避難すると思います。同じ内容のことでも表現の仕方によって危機感はかなり変わるようです。
目に見える瞬発的な被害に対しての危機感はイメージしやすいのですが、目に見えない長期的な被害に対してはなかなかイメージしずらいようです。
毎年物の価格が少しずつ上がってきている中で、食品や衣料品など価格が上がらない物があります。それらの原料費が上がっているにもかかわらずその加工品の価格が上がらない!経済の仕組みが少しでも分かっていればこれはそうとう危険な状態だと判断できます。では、どういう危機的なのか?原材料費を抑えるために一番安い国の材料を使います。ここまででかなり多くの薬品が使われます。そして加工するときに今までよりさらに効率よくするために新たな食品添加物が使われます。これらは、入っていたとしても数十万分の1程度だと説明されます。ここで、多くの方は危機感が薄れます。10cmの津波と同じ表現の仕方ですね。そして最後はこれらを扱う末端の業者への条件を厳しくします。そこでは耐えきれなくなった者が偽装に走る可能性が生まれます。


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2010年3月5日

地元、名寄で栽培されたひまわりからとれた「ひまわり油」が入荷しました。ひまわり油はオレイン酸が豊富で動脈硬化を防ぎ、またビタミンEは美容に効果があるなどと言われています。ただ、どの程度なのか?それは分からないのですが今回入荷しましたひまわり油は、薬品処理をしない圧搾法により絞った油ですから、本来の味と香りを楽しんでいただけると思います。
さてこの油の絞り方は、従来は圧搾法という圧力をかけて少しずつ絞る方法(ポタリポタリと落ちてくる油を根気よくためて容器に詰める方法)が一般的だったのですが、これだと時間と経費がかかるという理由で薬品を使って化学反応を利用し短時間で効率よく絞る方法が主流になってきました。この方法ですと安く販売できる訳ですね。ところが、この方法には大変なリスクが伴います。油に薬品が残留するというリスクです。昔から言われている「安かろう悪かろう~」の代表的な例です。当然味も風味も本来のものからは遠ざかりますし、混入した薬品による影響は食べ続けたあとに現れる可能性が高くなります。体をよくする油と、体を悪くする油。健康維持にかかる経費など長い目でみれば、どちらが安くつくのか?じっくり考えてみていただきたいものです。


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