2009年11月27日
愛知県蒲生のO農園のみかんと里芋が入荷しました。Oさんの作物は毎年人気が高く、入荷を心待ちにしていただいていたお客様からも喜びの声をいただいています。みかんはとても甘く、里芋は大きくてホクホクしていることが一番の特徴です。作物と、その土地の気候と土と適切な管理がそろって初めて出会える作物なのでしょう。
新得の農家Hさんからは、ある野菜の種子を自家採種しこれを何世代か育てることで分かってきたことがあると教えていただきました。それは、地元で生まれ、地元で元気に育った作物は病気や虫が付きにくいということと、雑草に負けにくいということです。他の地域(外国や他府県)からやってきた得体の知れない植物は、地元の環境を壊してしまうから攻撃を受けるのかもしれません。その自然を維持しようとする働きを農薬や化学肥料を使ってねじまげようとする従来の農業は、やはり無理があるのかもしれませんね。作物を育てる方法も、大規模集約型から小規模分散型へ、どこかで方向転換されるような気がします。
都心ではビルの屋上を農地にするという計画も進んでいるようです。いま、地方で出来ることは何か?そこで暮らす1人一人が考えて実行する時なのでしょう。
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テーマ : 食品・食べ物・食生活
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